Lab NEWS

  • 2025.11.21. 谷口研究室のWEBページが新しくなりました。お問い合わせ等もお気軽に!!
  • 2024.11.21. D3 柳さん、M2 濱田さん、B4 福原くんが卒業されました。おめでとうございます!福原くんはM1に進学しました。
  • 2024.04.01. 本年度から、柴田くん(M1)が新メンバーとして加わりました。
  • 2024.03.19. 大阪大学SEEDSプログラム生が、日本化学会で発表しました。大学院生顔負けの発表でした>< …続きを読む
  • 2024.02.14. M2 濱田さんの修士論文発表会がありました。濱田さんお疲れさまでした!

基礎から応用まで一貫した研究により、
安心・安全・健康な社会に資するバイオイノベーションの創出を目指しています。

ナノテクノロジー、量子計測、AI、バイオの融合により、1つの原子、分子、ウイルス、細菌を、電気的に調べる1分子科学を研究しています。特に、DNA・RNAの塩基配列と、ペプチド・タンパク質のアミノ酸配列を直接調べる第5世代シークエンサーを開発しています。第5世代シークエンサーを用いて、新たながんマーカーを探し当て、がんの早期診断法を開発しています。これまでは検査法の開発に留まっていましたが、これから、体の中の微量な抗体・抗原を探し出し、がんや難病の薬を生み出す研究を開始します。世界の人々の安全・安心・健康に寄与し、笑顔の数を1つでも多く増やすため、研究成果を可能な限り早く世の中に送り出します。量子コンピュータなどの最先端技術を取り入れながら、基礎から応用まで一貫した研究を行うとともに、企業との連携やベンチャー創業を促進しています。

大阪大学 産業科学研究所
教授 谷口 正輝

 MISSION 

谷口研究室では、ナノテクノロジーを駆使して作るナノデバイスを用いることで、1分子の電気伝導度、温度、熱、構造などを調べる1分子解析技術を開発し、1分子科学の基礎を開拓しています。また、1分子解析技術の応用により、オーダーメイド医療を担う1分子DNA・RNAシークエンサーや1分子構造解析法を開発しています。基礎から応用まで一貫した研究により、安心・安全・健康な社会に資するバイオイノベーションの創出を目指しています。

RESEARCH AREA

01

シングルナノ技術

10nm未満の超微細な「ものづくり」技術。想像もつかないほど小さな世界で、生活を豊かにする新しい電子機器や医療機器の開発を行っています

02

ナノギャップ

1nmの特別な電極でDNAやRNA、ペプチド、神経伝達物質などの生体分子を、たった1つの分子だけで見つけ、その種類を判別できる新しい技術

03

ナノポア

シリコンの基板に開けられた、直径数100nm以下の非常に小さな穴でAIを活用し、ウイルスや細菌を一つひとつ識別する研究

一緒に研究してみませんか?

谷口研究室では他専攻・他大学・企業からの修士・博士課程進学者を募集しています。

研究室では、日々、1分子科学とバイオをつなぐ最先端の研究を展開し、分子レベルの基礎理解から応用技術の開発まで幅広いテーマに挑戦しています。研究室メンバーは、異なるバックグラウンドや専門性を活かしながら協働し、互いに刺激し合うことで新しいアイデアを育んでいます。

安心・安全・健康な社会に資するバイオイノベーションの創出に興味を持たれた方・関心がある方は、まずはお気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。研究室見学も受け付けています。